心理学用語

ロウソク問顕

心理学における「ロウソク問題」とは?

ロウソク問題(Candle problem)は、機能的固着(functional fixation)を測定するために使用される認知能力テストです。機能的固着とは、既存の知識や経験に固執し、新しい発想や解決策を思いつけない状態を指します。

ロウソク問題では、被験者に以下のような指示が与えられます。

> コルクボードの壁にロウソクを固定し、点火してください。ただし、溶けたロウが下のテーブルに滴り落ちないようにする必要があります。

>

> この問題を解決するために、以下のものだけを使うことができます。

>

> 1箱のマッチ

> 1箱の画鋲

正解は、画鋲を使って箱を壁に固定し、ロウソクを箱の中に立ててマッチで火をつけることです。

しかし、多くの被験者は、箱を画鋲を入れるための道具としてのみ見てしまい、箱を利用してロウソクを固定するという発想に至りません。

ロウソク問題は、人が問題を解決する際に、既存の知識や経験に固執し、新しい発想や解決策を思いつけない傾向を示しています。

参考URL

ロウソク問題 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%82%AF%E5%95%8F%E9%A1%8C]

ドゥンカーのロウソク問題|人生100年時代に挑戦 - note

https://note.com/llc100/n/n67d70eb084d9

ITカウンセリングLab

https://it-counselor.net/psychology-terms/candle-problem

その他

ロウソク問題は、問題解決能力だけでなく、創造性や柔軟性も測定すると言われています。ロウソク問題を解くことで、自分の思考のパターンを理解し、より柔軟な発想をするように努めることができます。


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